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zoom RSS ITストラテジスト試験勉強記2 〜戦略についてあれこれ〜

<<   作成日時 : 2009/08/03 02:40   >>

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すいません、試験勉強記怠けてました・・・だって仕事忙しすぎですよ、ほんとに。


こんばんは、流しうどんです。


7月はついに残業100hの大台に乗っかりましたよ。
毎日のように午前帰り。
しかも自転車通勤なので終電という概念がない。

おかしいよな、開発でも運用でもないのによ(怒)



ま、グチはおいといて、そもそも「ITストラテジスト」とはどのような人を想定しているのか、ちょっとまとめてみようと思います。
なお、自身の理解を深めるために流しうどんの言葉として書かれています。
教科書的な位置づけというより、主観による表現だと思ってもらえたらなと思います。
※なので、内容の利用により損失等を被っても流しうどんは責任を負いません



■戦略とは

まず戦略についてですが、大まかなところでは
「特定の目的を達するために定められる基本的指針・目標」
といったところです。

よく戦術との比較を出されますが、戦術は技法であるのに対して、戦略はその最適な組み合わせを考察し、実行することが大きく違います。


例えば、以下のような環境があったとします。
・ある市場において独占している企業があったとします
・その企業では高利潤を得るため高い値段で商品を展開していたとします
・しかし、他企業が低価格同品質商品で参入してくる可能性があります

つまり、高利潤を得るため高い値段で商品を展開するだけではダメで、以下のようなことも併せて考える必要があります。
・市場への参入障壁を築く必要があるかもしれない
・低価格路線も実施する必要があるかもしれない

さらには、以下のような目線も欠かすことが出来ません。
・商品への飽きがこないように時折製品をリニューアルする
・広告を打って認知度を高める
・コストを削減して利益率を向上させる
・ブランドの形成

これらを総合的に考慮して「競争に勝つために定められる基本的指針・目標」として戦略を構築する必要があるのです。


ここは基本的にはトップマネジメントが総ての責任を負うところとなります。
不確定な要素、つまり外部要因について全て把握できない中で”勝つ戦略”を構築しなければならないという立場にあるからです。
経営陣といえば年収が●千万だったりするものですが、極めて重い責任の下での職務であることを考慮すれば、然るべきリターンと捉えることができます。


■戦略の特性

戦略はある意味で非常に概念的な考え方ですが、以下にその特性をまとめています。
・長期的基な本指針・・・企業理念のもと、諸要因を鑑みて構築される、あらゆる企業内活動の軸。そのため影響力が強い
・外部環境への適応・・・企業外の動きを見定め企業内活動が創出する価値を最大化。そのため流動性がある


■経営戦略論研究の歴史

戦略の考えは古くからありますが、研究対象としての経営戦略の考え方は比較的最近出されてきたものです。
以下に時系列でまとめています。
・1960年代:戦略と戦術の区別、意思決定の層化(戦略的、管理的、業務的)
・1970年代:多角化時の資源配分(PPM)、コストリーダシップ戦略
・1980年代:差別化戦略、ニッチ戦略、企業内の資源管理(戦略経営)
・1990年代:業務プロセス最適化による価値向上(BPR)、企業を超えた連携による価値向上(SCM)
・以降:企業内資源が戦略を決定する考え方(VRIOフレームワーク)、戦略実行段階での戦略調整(クラフティング戦略)

特徴的なのは、近年になるほどITの特性を活かした戦略論が出されていることです。
高度な情報処理によって、より早く、より適切な戦略構築することもそのものが企業の命綱になりつつあることを示しています。


■戦略の体系例

戦略は全体的視点、ビジネスを遂行する単位、事業共通で有する機能単位それぞれで構築されることがある、
以下に一般例をまとめています。
・全体戦略:全社、グループ企業全体の戦略・・・市場における立ち位置の確認・目指す姿の設定など
・事業戦略:製品・サービス単位での戦略・・・価値・利益を最大化させるための計画立案など
・機能戦略:事業共通の機能(R&D、生産、販売、財務等)での戦略・・・活動基準・水準の制定など


■トレンドが戦略へ求めているもの

戦略は上記で示したとおりの目的を持っていますが、大きなトレンドとして周囲から求められている要素もあります。
以下にまとめています。
・コンプライアンス:国・地域で定める法規制要件への準拠とステークホルダの保護・・・SOX等
・ガバナンス:ステークホルダの保護と適切な組織運営へ向けた取り組み・・・COSO、COBIT等
・CSR:企業から社会に対する貢献活動


■IT戦略とは

ある意味これが本題ですが、IT戦略とは
「経営戦略に基づき導き出された要求事項に対して、ITが果たすべき役割を全うするために定められる基本的指針・目標」
となります。

ITは企業運営に欠かせない”インフラ”であり、上記でも示したとおり経営戦略の構築にも使われるくらい依存度が増しています。
それだけにITの良し悪しが企業活動に及ぼすインパクトは計り知れず、極めて重要な活動といえます。

IT戦略で検討される要素は以下のようなものです。
・企業全体のシステム化構想・計画の立案
・IT統制構想・計画の立案

ここで重要なのが、ITが提供できる価値をトップマネジメントにインプットする必要があるということです。
トップマネジメントがそれを知ることで、より強力な経営戦略を構築することができるからです。
そのため、常に経営戦略を受けて対応するだけでなく、逆のアプローチもまた必要なのです。



次回は、「ITストラテジストが行うべき役割」についてまとめてみたいと思います。

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